今回の研修テーマは、「事故・怪我の応急処置」でした。
1つ目は、やけどについてです。
やけどの程度は3区分あるそうですが、基本は、「20分以上流水で冷やす」という処置になります。学校では、冷やしながら様子を見て、流水から保冷剤に切り替えることがあります。
2つ目は、窒息についてです。
ブドウのような、丸くてツルっとした食べ物を食べるときに注意が必要です。
窒息すると、声が出せないため、のどをつかむ動作をします。これは「チョークサイン」とよばれ、世界共通のサインとされています。
窒息が起こった場合は、背中をたたくか、腹部を突き上げで異物を取り除くという処置になります。
3つ目は、災害時のトリアージについてです。
児童が校内で過ごしているときに、災害が起こった場合の処置を、動画を見ながら研修しました。
災害時には、自力で歩くことができるかどうかが基準になります。自力で歩けない場合は、呼吸、脈、意識に異常はないか確認をします。また、自力で歩ける場合もその後の様子に変化がないかどうか見守ることも大切だと学びました。