2025年3月6日木曜日

教員の研修(児童とのかかわり方について)

 今年度最後の研修では、児童とのかかわり方にについて話がありました。

 かかわり方の例として、「ペップトーク」が例に出されました。ペップトークとは、アメリカでスポーツの試合前に監督やコーチが選手を励ますために行っている、短い激励のスピーチなんだそうです。「PEP」は英語で、元気・活気・活力という意味があり、スポーツだけでなく学校や家庭、企業などさまざまなところで活用できるそうです。

 <ペップトークの5つのルール>

 ・ポジティブな言葉を使う  ・短い言葉を使う  ・わかりやすい言葉を使う

 ・一番言ってほしい言葉を使う  ・心に火をつける本気の関わりとして使う


 ペップトークを行う際には、相手との信頼関係も大切になります。

 <相手の信頼を得る行為>

 ・相手を理解する。   ・小さなことを気遣う。   ・約束を守る。

 ・期待を明確にする。  ・誠実さを示す   ・心から謝る。

 

 児童とのかかわる中でうまくいかないな、と感じることがあります。そんなときは発想の転換と、周囲の理解・協力で変わっていくことができます。たとえば…

 ☆ポジティブシンキング!  

  「昨日より○○できている」、「違うことならやる気が出るかも」などと、物事のとらえ方を調整する思考です。

 ☆1人で抱え込まず、チームで対応する

  「アウトプットして共有する」  「完璧じゃなくていいんだ」

  「一緒にポジティブシンキング!」など、周囲とのつながりで力を発揮する方法も。 

 チームで対応する例が紹介された際は、

 「〇〇先生は褒め上手です!」、「〇〇先生はアウトプット上手にしているよね」など、放課後の職員室で見る光景についての話題にも広がって、温かく朗らかな雰囲気で研修を終えました。