2024年2月5日月曜日

全校朝会 校長先生の話 (ふれあい月間について)

 

  児童同士のかかわりでトラブルが起こることがあります。

  理由は様々ですが、ケースとして多いのは言葉についてです。

 「こう言われたのが嫌だった。」「こう言われたから言い返した」など、 少し言い方を変えればいいのにな、という場面にであいます。

『ふわふわ言葉、ちくちく言葉』という表現も、子供たちがよく耳にしています。

 今日は校長先生から、以下の例をあげながら、互いに嫌な気持ちにならずに関われる、「言葉の言いかえ」についてお話がありました。

 〇~しようよ、と誘われて・・・(相手と意見が違ったとき)

 「そんなの、無理~!」と答えるのでなく、「それは苦手だから△△がいい」と言おう。

理由をせつめいしたり、代わりの案を出したりすると、気持ちをわかってもらえて、話がすすむよ。

〇ゲームや試合で負けた時・・・

「負けたのは△△さんのせいだ」ではなく、「次はこうやってみようね」と言い換える。

チームや班で何かをするときは全員の責任。人のせいにばかりしていると、目標や自分ができる改善策まで見失ってしまう。そういう時こそ、知恵と力を合わせるチャンス。

〇言い違いがあったときに

「そんなこと言ってない!」と言い張るのではなく、「ちゃんと伝わってなくてごめんね」

言った、言わないを決着つけるのは難しいし嫌な気持ちが残るだけ。まず表し足りなかったことを謝れば、相手も「ちゃんと聞いてなくてごめんね」と振り返れるもの。

・・・・本当に「ものは言いよう」の言葉どおり、伝え方にはこつがあるようです。


最後に、校長先生より本の紹介がありました。

 校長室前に誰でも読めるように置いてあるので、ぜひ、本を手に取って、思いやりのある

やさしい伝え方ができるようになってほしいと思います。