児童同士のかかわりでトラブルが起こることがあります。
理由は様々ですが、ケースとして多いのは言葉についてです。
「こう言われたのが嫌だった。」「こう言われたから言い返した」など、 少し言い方を変えればいいのにな、という場面にであいます。
『ふわふわ言葉、ちくちく言葉』という表現も、子供たちがよく耳にしています。
今日は校長先生から、以下の例をあげながら、互いに嫌な気持ちにならずに関われる、「言葉の言いかえ」についてお話がありました。
〇~しようよ、と誘われて・・・(相手と意見が違ったとき)
「そんなの、無理~!」と答えるのでなく、「それは苦手だから△△がいい」と言おう。
理由をせつめいしたり、代わりの案を出したりすると、気持ちをわかってもらえて、話がすすむよ。
〇ゲームや試合で負けた時・・・
「負けたのは△△さんのせいだ」ではなく、「次はこうやってみようね」と言い換える。
チームや班で何かをするときは全員の責任。人のせいにばかりしていると、目標や自分ができる改善策まで見失ってしまう。そういう時こそ、知恵と力を合わせるチャンス。
〇言い違いがあったときに
「そんなこと言ってない!」と言い張るのではなく、「ちゃんと伝わってなくてごめんね」
言った、言わないを決着つけるのは難しいし嫌な気持ちが残るだけ。まず表し足りなかったことを謝れば、相手も「ちゃんと聞いてなくてごめんね」と振り返れるもの。
・・・・本当に「ものは言いよう」の言葉どおり、伝え方にはこつがあるようです。
最後に、校長先生より本の紹介がありました。
校長室前に誰でも読めるように置いてあるので、ぜひ、本を手に取って、思いやりのある
やさしい伝え方ができるようになってほしいと思います。