2022年10月28日金曜日

4年生 社会科見学 浅川清流環境センター・日野クリーンセンター・玉川上水取水堰・羽村市立郷土資料館

秋晴れの下、4年生は、社会科見学に行きました。
4年生は、先日、ごみを減量することについての学習を行いました。
日常生活の中で出てくるゴミが、どのように処理されていくのかを実際に見学することで、環境についてより深く学ぶ機会となりました。

浅川清流環境センターに到着しました。
朝の混雑もなく、予定通り到着しました。

ゴミ減量には「5つのRで」

はじめに、施設の概要についての説明を伺いました。
5つのRとは・・・
リフューズ
リデュース
リユース
リターン
リサイクル
の頭文字です。5Rを守って、日頃から、一人一人がゴミを減らすことが大切です。

浅川清流環境センターと日野クリーンセンターは、日野市に作られたごみ処理施設です。
日野市、国分寺市、小金井市の3市のごみ処理を行っています。

プラスチック類は、不燃ごみ袋の破砕から始まり、風力選別機にかけられて分別されます。
さらに、手選別コンベヤで、実際に担当の方々が、混ざっているものを選別して取り除く作業を行っています。

家庭から出されたプラスチック類ゴミの中に、金属や小型家電、スプレー缶などが混ざっていることがあるそうです。

もし混ざったままだと、清掃装置の故障につながったり、出火することもあるため、大切な作業だということが分かりました。
きちんと分別されたものは、再びプラスチック製品の材料となったり、資源として使うことができます。

また、可燃ごみの処理施設では、可燃ごみが焼却炉で十分に燃焼するように、巨大なクレーン型のかくはん機で、かくはんをしているところを見学しました。そして焼却後の灰は、舗装用のブロックなどに再生されることが分かりました。

後半は、玉川上水取水堰の見学と羽村市立郷土資料館での学習でした。




資料館では、玉川上水についての説明を係の方から聞きました。
子供たちは、実際に使われていた木樋(もくひ・きどい)の、当時の堰を復元した模型などを見学しました。



子供たちは、今回の見学で分かったことをしおりの記入欄に記録します。
どの児童も、しおりの記入欄に分かったことをたくさん書き留めていました。



玉川兄弟の銅像の前で

取水堰
ここが43km続く玉川上水の出発点です。
「水がきれい」「流れが速い」という声が聞こえてきました。


その後、バスに乗り学校に戻りました。
お弁当の準備など、ご家庭でのご準備ありがとうございました。
子供たちの発見の多さに感心しました。