都教委による「笑顔と学びのプロジェクト」で、本校では劇団プークを招いての人形劇を計画しました。1929年創立の同劇団は、あらゆる世代が楽しめる人形劇を制作し、教育番組出演や全国・海外公演を果たしています。3学年ずつ体育館で、2回上演しました。2本の作品構成で、初めは台詞が一切ない分、人形の動きと照明・音響・舞台装置による表現で、見る側のイマジネーションが広がりました。1年生が、「なんか、台詞が聞こえてくるみたいだった!」と話してくれた時には、子供の想像力と、劇団のプロとしての技量に感心しました。
2つ目の作品は、人形を操りながら、同じように歌い、踊り、台詞で物語を表現します。
とぼけたセリフや軽妙な動きに会場の児童は大喜び。心情を吐露する場面ではシーンと水を打ったように聞き入っていました。
上演後も登場人物(人形)の操作の仕方や演ずる上での工夫や舞台装置を説明してくださり、各学年の子供たちの質問にも丁寧に答えてくださいました。