本教材は、主人公が友達からの誘いで寄り道をし、きまりを破ってしまう話である。登下校は児童 の生活に深く関わるものであり、寄り道をしてしまう主人公を自分に重ねて考えるのに適した教材 である。
そこで、自分を探す教師や母親の姿を見て、なぜきまりや約束を守ることが大切なのかについ て実感を伴った理解をさせるとともに、そのよさについても気付かせ自律的にきまりや約束を守ろうとする心情を育てることがねらいである。
子供たちのワークシートへの記入を見ると、約束やきまりはみんなが安心して過ごすために大切であることや、 しっかりと守らなければという気持ちが表れていました。