ハーモニーは、一般的には物事の一致とか連結を表しますが、音楽的には耳に心地よい音の組み合わせとして、「調和」とか「和音の響き」と訳されています。
古代ギリシャの『ハルモニア』(調和)に由来しています。空にたくさんの星が、互いにぶつかりもしないで動いている様子に驚きを感じ、広い宇宙を一つにまとめているその不思議な力を『ハルモニア』と呼んだそうです。
一つの、一人の力では成しえない声や音の重なりを感じながら、六小の子供たちは音楽会に向けて練習をしています。ハーモニーを生み出すために力を注ぐ様子をお伝えしていきます。
1年生は各学級での練習を経て、先週から楽器やパートに分かれて4学級で同時に練習を始めています。そして金曜日には体育館で合同練習。いつもの体育館とはがらりと変わった舞台の上やフロアに並び、位置を確認しました。入学して初めての音楽会。晴れの舞台に立つことから慣れていき、楽しくのびのびと歌って、演奏していきます。3年生は全員が舞台に並び、まずは全校合唱の ♪夢の世界を♪ を歌いました。
隣や後ろの友達の声を聴き合いながら、高い音も柔らかく出していました。
この後、3年の歌唱曲『あじさい』と器楽『ねこバス』のあわせも行いました。
皆で合わせていくことを通して、まだまだ表現力が上がっていきそうで、楽しみです!