自分に対する家族の思いに気付き、家族 と助け合っていこうとする心情を育むことがねらいです。
主人公「たかし」は、お使いや掃除など、自分がしているお手伝いのお駄賃として、お母さんに500円 の請求書を出した。これに対して、お母さんは、何も言わずに、たかしの要求どおり500円を支払う。さらにお金とともに、たかしに請求書を出す。その紙には、「病気をしたときのかん病代…0円」「洋服やくつ やおもちゃ代…0円」など、どの代金も0円と書かれてあった。それを見てたかしは、涙ながらに自分のし たことを反省してお金を返し、心からわびるという内容です。
母親が出した0円の請求書に込められた無償の行為や愛情に気付き、自分も家族の一員として協力しよう とするたかしの姿から、家族の重要な一人として、家庭への貢献の姿勢をもつのに適した資料です。
子供たちはこの学習を通して、家族の一員として家族みんなで協力し合って楽しい家庭をつくっていこうとする気持ちの気付いたようでした。